ネーミング

新たに開発した商品に名前を付ける時、どういった方法でネーミングするのでしょうか?

●会社内で募集して、選考委員が選ぶ、

●あるいは大企業だと、一般公募で選ぶ(商品の宣伝にもなりますから、一石二鳥ですね)

●ワンマン社長の会社だと社長の案が鶴の一声で決まる

いろいろな方法で決めますが、いったん決めたらなかなか、変更するのは大変なので慎重に決めていると思います。

そこでもまたもや、切腹もなかの話です。このネーミングはお菓子屋さんの社長さんがまわりの反対を押し切ってつけたそうです。だって、ふつう、和菓子の名前に切腹ってありえないでしょ。でもその社長さん、お店の場所が赤穂浪士で有名な浅野内匠頭が切腹した場所だそうで、その名前を強引につけたらしいです。

そして、今やクライアントにお詫びに行く必要に迫られた営業セールスマンが時に、行列して買っていくそうです。当初、店側はそういう目的でつくっていなかったのに、はからずも、購入者がマーケットを作ってくれたわけです。まさに、ネーミングの勝利ですね。

でもいくら名前で売れたとしても、おいしくなくては、お詫びの品になりません。この最中は、外の皮が口の中で上あごにくっつかないようにカリッと、あんこは、トロッと、たっぷりはみだしていておいしいらしいです。

ネーミングを考える時に、もっともらしい名前も悪くはないですが、意外性があってもいいかもしれません。