注文断わられてからが大事

先月のオフの日にこんなことがありました。

私は小用で3時間ぐらい外出しました。家に帰ると見たことのない靴が玄関にありました。リビングに行くと見知らぬ男性が私に向かって明るく「こんにちわ」と呼び掛けてきます。

私の頭は「??」「この人いったい誰?」主人が「マンション管理組合から給湯器の交換で来た方」と私に言いました。その方はすかさず「○●会社の××です」と名刺を差し出します。どうやら私のいない間に我が家の給湯器を調べて主人に交換するように営業していたのでした。見積りも出していて主人は陥落寸前状態でした。

私「マンションの管理組合からその旨の通知来てないけど」

その人「マンションの管理組合を通している訳ではないのですが、このマンションで何軒か交換したことがあったものですから…壊れてからでは、大変なのであらかじめ交換をすすめていまして、今ご主人にも説明させていただいていたところでして」

私「今のところ壊れてお湯が出ないというわけではないので、交換しなくても」

その人「壊れてしまってからでは、交換に時間がかかります。夏の暑い時や冬の寒い時にお風呂に入れないのは、つらいですよ」

私「とりあえず、検討します。」

その人いままでの温和な明るい感じと打って変わって「じゃ、頼まないということですね!」と捨てセリフを残し、怒りモードでドアをバタンと閉めて退場されました。

この会社のこの方に私は次に、頼もうと思うでしょうか?

断わられても、笑顔で「では、また次回本当に壊れた時にお声をかけてくださいね」とでも言えば、悪いなー熱心に説明してくれたのに、本当に壊れたら頼もうと思うじゃないですか、

注文を断られてからが、その会社の姿勢なりその営業の人となりがはっきりわかるのです。

メールでも同じです。断わりのメールが届いても、必ず「わかりました。また、なにかございましたら、お声かけください。」と返信してください。その返信メールをたいていの人は、しないのです。ブツッと切ってしまうのです。気をつけたいものです。