よくあるパンフレット

とある交流会で手にしたパンフレットの表紙です。

アロマオイルのカタログの表紙に使われていました。なかなか美しい表紙です。けれど、よく見ると、縦も横も紙の端から5㎜ぐらいは真っ白で印刷されていません。データーをコピー機で原寸プリントするとこうなります。

紙の端から端まで印刷したければ、ワンサイズ大きな紙にプリントしてカットする必要があります。しかし、カッターを使って手で、真っ直ぐにカットするのは、至難の業です。

ですから、コピー機を使って印刷するのであれば、データー創りの段階で紙の端まで印刷しなくてはならないデザイン(業界用語でドブづけあるいは、塗りたし)は避けるべきです。

それから、紙もコピー用紙に印刷するのは、なるべくやめましょう。カタログの印刷代をケチっていると思われます。ましてや、安いコピー用紙だと、かんじんの商品の写真がボーッとしてきれいに印刷されません。

コート紙などの、ツルツルした紙が市販で売っていますから、ぜひそちらを使ってプリントしてみてください。写真がシャープになります。

女性向けの商品カタログの場合、イメージがとても大切になってきますから、気をつけましょう。お客様が見て、好印象を持たれる紙面づくりが売り上げに影響します。