こんなカレンダーいかが?

先日、自分用に、こんな卓上カレンダーを作ってみました。

このニャンコの写真は、いつも見ているYOUTUBEからとりました。

こてつ君といいます。癒されます。(私昔は猫嫌いだったのですが)

今は、自作カレンダーが簡単に出来てしまう時代です。

名刺も、チラシも、会社案内も、プリンターさえあれば、作れます。

印刷会社がどんどん廃業していくわけです。

けれど、売り上げに直結しているチラシやカタログは、なるべくなら

プロに頼んでほしいものです! 効果が違ってきます。

チラシや商品カタログを、社内で業務の誰かがデーターを作り、

会社のプリンターでコピー用紙にプリントして、作らないでください。

そうすると、とても安く出来ますが、会社や商品も安っぽく見られます。

受け取った人が「ああこの会社あまりお金がないんだな~」と思わせてしまいます

商品のイメージ、会社のイメージを印刷物によって下げないでほしいと思います。

 

 

「ハッ」として「グッ」

上のチラシ、我が家のポストに配られていました。

下の部分に○○整体院の名前と地図が記載された、ごく普通のチラシです。

多分余り反応は、無かったのではないかと思います。整体院のスタッフの方は

なぜ?

どうして?○○○○枚も、ポストに投函したのに反応なかったの?

と思っているのでは…

このチラシは一番目立つところに、女性の前屈した写真

「ペタリ前屈」と印刷されています。

チラシを見た人の中で、「ペタリ前屈」したいと思っている人は何人いるでしょうか? 私たちは体操の選手をめざしているわけではありません。

チラシに目ただなく載っている文言 

肩や腰のつらい痛みそれを何とかしたいわけですよ。ストレッチを施術する事により根本的な体のゆがみを直して、快適な日常生活をおくれるようにしたいわけですよね。ストレッチを2か月続けた結果、身体が柔軟になって「ペタリ前屈」が出来るようにはなるでしょうが、そこを目的に通うわけでないのでは?

チラシを見た人が自分の事として「ハッ」として「グッ」とくるメリットを一番目立つような紙面づくりをしないといけません。肩や腰のつらい痛みが根本的に治るというメリットです。

新規のお客さんにとって、今までの来客数や何年続いているとかリピート率とかはあまり関係ありません。お店側にとっては、信用してもらいたいと思って、目立つところの、一番上のスペースに載せていますが、

これは、一番下の名前と住所地図などのところに、小さく、当院は、累計来院数○○人開業○○年の整体院です。と載せればいいのです。

見た人が得られるメリットのことをベネフィットといいますがこのベネフィットにフォーカスしたチラシ作りを心がけましょう。

 

 

 

 

よくあるパンフレット

とある交流会で手にしたパンフレットの表紙です。

アロマオイルのカタログの表紙に使われていました。なかなか美しい表紙です。けれど、よく見ると、縦も横も紙の端から5㎜ぐらいは真っ白で印刷されていません。データーをコピー機で原寸プリントするとこうなります。

紙の端から端まで印刷したければ、ワンサイズ大きな紙にプリントしてカットする必要があります。しかし、カッターを使って手で、真っ直ぐにカットするのは、至難の業です。

ですから、コピー機を使って印刷するのであれば、データー創りの段階で紙の端まで印刷しなくてはならないデザイン(業界用語でドブづけあるいは、塗りたし)は避けるべきです。

それから、紙もコピー用紙に印刷するのは、なるべくやめましょう。カタログの印刷代をケチっていると思われます。ましてや、安いコピー用紙だと、かんじんの商品の写真がボーッとしてきれいに印刷されません。

コート紙などの、ツルツルした紙が市販で売っていますから、ぜひそちらを使ってプリントしてみてください。写真がシャープになります。

女性向けの商品カタログの場合、イメージがとても大切になってきますから、気をつけましょう。お客様が見て、好印象を持たれる紙面づくりが売り上げに影響します。

 

出ました!同系色

世界に冠たる有名パソコンOSメーカー  ○○○○ソフト

ソフトだけでなく、ハードの方にも進出とばかりに

満を持して、5年前にタブレットをリリースしました。

上の画像は、その最新版モデルのものです。

(電車の中でポスターご覧になった方も多いのでは~)

見事に同系色です。実に、かっこいいです。

黒という色は、すべての色を混ぜると黒になるという色でもあり

ある意味究極の色とでもいいましょうか、

使い方によっては、重厚で深みがあり、かつスタイリッシュにもなる色です。

イメージポスターとしては狙い通りです。

けれど、これは、○○○○ソフトのような巨大企業だから許されること

私たちの作るポスターやちらしは決してこの真似をしてはいけません。

ダイレクトメールの写真のメインにイメージ写真を使ってはいけません。何を売りたいのか、一瞥(いちべつ)で分からなければ、一瞬で捨てられてしまうからです。あるいは、素敵な抽象的な文言を目立つように入れても、これまたすぐに廃棄処分となってしまいます。

ダイレクトメールの紙面の基本は、それが何の商品か、そしてそれを購入することによるメリット(ベネフィット)を目立たせること、それにつきます。

 

西暦それとも元号?

来年の5月より、元号が変わります。

いまだ、新元号については公式発表されていませんので、さぞやカレンダーの印刷業者さんはやきもきしていることでしょう。

先日、弊社に手書きの複写印刷物の注文がありました。だいたいそれは、1年に1回のスパンで注文が来ます。ということは、来年の夏まではその印刷物を使うということ。新元号になるのは、5月1日よりです。

困ったことに、年月日を記入するところがあり、印刷データーが平成となっています。お客様に「平成を西暦に変更しますか?」と伺ったところ、事務手続き上、元号から西暦に変更できないとのこと。しかたがないので、今回は平成のまま印刷して、5月から使う印刷物は新元号に変更するこのこと。

つまり、来年の4月末の時点で平成表記の印刷物は、使えないので捨てるとのことでした

日本は公文書には元号を使うそうです。年の表記が2種類ある国って世界的に見て珍しいのではないでしょうか。

そして、来年4月に入ったら、印刷工場は新元号に変更するデーターの印刷物で混み合うかも知れません。もしあなたの会社の伝票などの印刷物に平成と入っていたら、そして西暦表記変更出来ないのであれば、早めに発注なさることをお勧めします

 

 

がっちりマンデーを見て

日曜日午前中、私の定番番組「がっちりマンデー」を見て、目からうろこの事がありました。そこに出てきたリフォーム会社、なんと、水まわりのリフォームに特化して年商306億とのこと。(驚きです)会社の建物もインテリジェントビルなんかじゃなく、古い床がギシギシしている賃貸でした。

その会社の、利益がっちりの理由ですが

⓵ちらしに値段を明確化している

⓶値段が安い(しかし、最安値ではない)

⓶の値段が安いのには、訳があって、

●材料費を一括仕入れで安く仕入れている

●工事する職人さんが一人ですべてやる

●営業さんもアフターフォローもふくめて一人の人が担当する

そして、私が一番なるほどと思ったのは⓵のちらしについてなんです。さぞ、写真を多用したビフォーアフター的なチラシかと思いきや、スーパーの折り込みチラシと同じダサイ(失礼)仕様でした。ざらざらした安い紙に、2色刷り、値段の数字のフォントがポップ文字です。

蛇口取り換え(レバー)〇万円、洗面化粧台現物〇〇円+工事費〇〇円というように具体的な値段が明記されているのです。このちらしを見た方が一目瞭然で値段がわかり、比較検討できます。

高い商品のカタログ・リーフレットをつくる場合、高級感を出そうとしがちですが、モノによってはそうしなくてもいい場合もあると思った次第です。

 

 

DM(ダイレクトメール)を出すときの覚悟

ダイレクトメールって、相手かまわず、こちらから一方的に送るものです。だからすぐ捨てられてもしかたない反応がないのも当たり前、というスタンスで、過剰に期待しないということは大切だと思います。

はじめてダイレクトメールを出す時、誰しもこれで少しは問い合わせや来店数が増えるのでは…と思いますよね。だけど、世の中そんなに甘いものじゃありません。レスポンスゼロの場合がほとんど…そして、その状況をうけて、あきらめて、DMを出すのをやめてしまう方が多いのです。それが一番問題かもしれません。

経費の資金面でも苦しくなって、出すのをやめてしまうのは、しかたないとはいえ、非常にもったいないと思います。資金の面では、あらかじめ、何度も送ることを想定して、お金を都合しておきたいものです。少し時間をおいてまた送ると、DMを受け取る側の事情の変化があったり、また、キャッチコピーやデザインを変えて再度送ると、今度は受け手の心に刺さったりすることがあるからです。

そういう意味で、出す側の覚悟が必要だし、成約できる・できない、新規顧客がとれる・とれないの大きな別れ道となります。

ダイレクトメールを出す時

前回、ダイレクトメールの印刷物について、効果的な紙面づくりで

出しましょうと書きましたが、実は、その前にもっと大事なことがあるのです。

どのような形式で出すかということです。つまり、中身の見えない紙封筒にするか、中の見えるビニール封筒で出すか、それとも、ハガキで出すか、ということです。 “ダイレクトメールを出す時” の続きを読む

昔からあるオーソドックスな方法

(前回からの続き)

しかし、この50歳代から70歳代の女性に対して有効だといっても、テレビショッピングにいきなり、出店するには、それなりの資金が必要と思われます。では、そんなに宣伝費用をかけられないという企業や、小売店はどうすればいいでしょうか?答えは簡単です。 “昔からあるオーソドックスな方法” の続きを読む

もはや教科書はいらない?

先日出席した異業種交流会での情報です。

教科書を印刷している会社さんと名刺交換をさせていただいた時に聞いた話ですが、

将来的に国の方針として、今の教科書のかわりに、生徒一人一人にタブレットを持たせて、内容をダウンロードさせて、授業をするという方向になると、いうことでした。タブレットを全校生徒に持たせるとなると、インフラの整備も大変だし、ソフト面でも、また、ネット環境・ウィルス対策など、クリアしなければならない問題が山積みですけど、国はやる気だと…一番の問題は、クラス全員が一斉にダウンロードしはじめたら、サーバーがダウンしてしまうことだと、おっしゃっていました。

“もはや教科書はいらない?” の続きを読む