キャラクター

最寄りの駅で朝

新たに白いクリスマスツリーが置いてありました。

そのツリーのオーナメントですが

↑  これでした。

このキャラは某電鉄のメインキャラで、

見ての通りパンダです。でも正直、私はこのキャラ好きじゃありません。

こういうのをブスカワイイとか、ブスキャラとかいうのでしょうか?

押しなべて、子供や女性はキャラクターが好きです。あらゆる商品にキャラクターは使われています。有名キャラの場合、著作権を持つ制作側に、高いお金を払ってでも、使う価値があると…。

だけど、ちよっと待ってください!  そのキャラその商品を購入するお客様が本当に好ましいと思ってくれているでしょうか?

購入層の好みをちゃんと調べたうえでそのキャラ、使っていますか?

嫌いなキャラとか、好ましくないキャラが使われていて、類似品がほかにある場合は、そちらを選ばれてしまいますよ。

しかも、高額なパテント料は、商品代金に上乗せされていますから、それだけ単価の高い商品になるわけで、それでも買いたい気にさせる、魅力的なキャラでない限り、使わないほうがましという結果にならないように、リサーチが必要です。

 

 

 

出ました!同系色

世界に冠たる有名パソコンOSメーカー  ○○○○ソフト

ソフトだけでなく、ハードの方にも進出とばかりに

満を持して、5年前にタブレットをリリースしました。

上の画像は、その最新版モデルのものです。

(電車の中でポスターご覧になった方も多いのでは~)

見事に同系色です。実に、かっこいいです。

黒という色は、すべての色を混ぜると黒になるという色でもあり

ある意味究極の色とでもいいましょうか、

使い方によっては、重厚で深みがあり、かつスタイリッシュにもなる色です。

イメージポスターとしては狙い通りです。

けれど、これは、○○○○ソフトのような巨大企業だから許されること

私たちの作るポスターやちらしは決してこの真似をしてはいけません。

ダイレクトメールの写真のメインにイメージ写真を使ってはいけません。何を売りたいのか、一瞥(いちべつ)で分からなければ、一瞬で捨てられてしまうからです。あるいは、素敵な抽象的な文言を目立つように入れても、これまたすぐに廃棄処分となってしまいます。

ダイレクトメールの紙面の基本は、それが何の商品か、そしてそれを購入することによるメリット(ベネフィット)を目立たせること、それにつきます。

 

地下鉄のポスター

毎日乗る都営地下鉄

私は混んでる電車内では、スマホは絶対見ない主義なので、目的の駅まで暇(ひま)です。

しかたなく、電車内のポスターに目が行きます。そして職業柄どうしてもツッコミを入れたくなるポスターに出会ってしまうのです。

ちなみに、今日見つけたBSの番組のポスターにまたもやツッコミを入れさせていただきます。(制作した方々ごめんなさいね)(現物ポスターを混んでいる電車内で写メ撮れないので、ネットから借用しました。)下の写真を見て比べてください。

上がポスターの写真がそのままで下が簡単に加工したものです。ゆかたの柄を茶系の薄いストライプに変えました。(実際のゆかたの写真を入れたわけではないのでリアリティに欠けますが)

このポスターは男性のゆかたの後ろに刺したうちわにデザインのポイントがあるわけです。上と下どちらがうちわが目立つでしょうか?

私に言わせれば、上は、うちわの空の青色とゆかたの青色が同系色です。そして、うちわの写真とゆかたの写真のトーンが同じです。

だから、ゴルフ場の風景もうちわ自体も目立ちません。ゴルフのBS番組を宣伝する目的で作ったんですよね~ゆかたを宣伝したいわけじやないですよね~とツッコミたくなりました。

せっかくのデザインのアイディアが、もったいない気がします。

以前の記事にも書きましたが、一番に主張したいことがストレートに伝わってこないポスターをよく見ます。広告を世に送り出す前に、制作する側だけの検討ではなくて、全くの素人さんの意見を伺ってみるのも、いいかもしれません。意外と核心をついたことを言ってくれるかもしれません。

 

 

 

 

 

昔からあるオーソドックスな方法

(前回からの続き)

しかし、この50歳代から70歳代の女性に対して有効だといっても、テレビショッピングにいきなり、出店するには、それなりの資金が必要と思われます。では、そんなに宣伝費用をかけられないという企業や、小売店はどうすればいいでしょうか?答えは簡単です。 “昔からあるオーソドックスな方法” の続きを読む

筆文字の魅力

いきなりですが、左の文字を比べてみて、どちらがインパクトがあるでしょうか?

上の明朝体それとも、下の筆書き?

人それぞれでしょうが、インパクトという点では下の筆書きではないでしょうか?

それはなぜでしょうか?筆文字は書いた人の個性が出ます。そして2度と全く同じものは書けません。味わいがあります。人間味があります。

人は時として完全ではないもの、きれいに整っていないものを好ましいと思うことがあります。侘び(わび)寂び(さび)を愛する日本人は特にそうです。

このことを生かして書道家に書いてもらった筆文字を商品のロゴにしている企業もありますね。

和もの、の商品ロゴやちらしのデザイン文字にぜひ、筆文字を使ってみてください。

なにも高名な書道家でなくてもいいんです。あなたが書けばいいんです。うまく書こうと思わなくていいのです。情熱を注いで売りたい商品があれば、その思いを筆にのせて書けばいいのです。その思いがきっと見る人に伝わりますよ。

株式会社エスコ  清水

Email operation@esco-inc.co.jp

 

 

 

 

 

 

たかが名刺されど名刺

展示会や異業種交流会などで

初めて会った方とまず、することそれは名刺交換

営業飛び込みセールスの人が欲しがるもの、それは名刺

名刺はあなたご自身やあなたの会社の顔のようなもの

イメージづくりに一役買ってくれます。

それだけに、みなさんいろいろ工夫されてもいます。 “たかが名刺されど名刺” の続きを読む

いかにマンションの売り出しポスターを魅力的につくるか

電車に乗って、よく目にする分譲マンションのポスター

こんな感じ↓
どのポスターも変わり映えがなく
A社もB不動産もC社も似たような内容で
マンションを購入しようと思っている人以外はスルーしてしまいますよね。
具体的にマンションを検討していない人でも
そのポスターをみて、へえーーー
ちょっと内覧してみたい

という気にさせるポスターってどういうポスターでしょうか? “いかにマンションの売り出しポスターを魅力的につくるか” の続きを読む