USPとCVRとCPOとLTV?

ネット上にあふれている膨大な情報、

日々暮すなかで、何でも、わからないことは、ググって検索してある程度理解できる便利な世の中になりました。でも、それって、意味がわかっただけで、本当に理解したことにはならないですよね。あくまでもある程度です。

日本語の文章は多様です。ひらがなあり、漢字あり、カタカナあり、そしてローマ字そのままも文章に挿入します。実に懐(ふところ)が深いです。

例えばこういう文章があるとします。↓

ウェブでUSPを強調して、CVRをあげ、かつCPOを抑えてLTVを上昇させましょう。ひらがなも、漢字も、カタカナもローマ字も混じった文章です。

いかがですか?もはや日本語の文章ではありませんね。マーケティングに詳しい方は、理解できるでしょうが、一般の人には意味不明です。特に、ローマ字3文字これが曲者(くせもの)です。英語表記の略なのはわかっていて、たとえ意味がわかったとしても、たいていの人はそこで、少なからず、突っかかります。

会社の名前ローマ字3文字が結構ありますね。ローマ字3文字が世の中あふれすぎています。

そして、商品やサービスを売り込みたい時、なるべくなら、このローマ字3文字を使わないように心掛けたいものです。特に、年齢が高い人に、ちらしを出す場合は、絶対といっていいほど使わないように気をつけましょう。わかりやすい日本語に訳して使いましょう。

ちょっとしたことで、広告の効果が違ってきます。

 

 

 

 

 

ローヤルゼリーのちらし

このローヤルゼリー、説明をよく読むと、とてもすばらしい商品なんです。説明文をよく読むと、購入する気になるかもしれません。 (事実私は購入しようかなと思っています。)でも、たいていの人は説明文をよく読む前に、読まずに捨ててしまうかもしれません。

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ややこしい消費税について

来年(2019年)の10月に消費税が今の8%から10%に引き上げられます。これまでの、一律〇%という形の消費税ではなく、軽減税率制度が導入されます。

 

もうご存知ですよね。

この軽減税率っていうのが、くせもので、品目によっては8%据え置きのものもあり、同じ品目でも、8%と10%両方あるという、とてもややこしい税制なんです。例えば、定期購読の新聞は8%で駅売りの新聞は10%(新聞の定期購読者が減っているからなのか?)

飲食料品は8%、酒類は10%(料理酒の場合はどうなの?)とにかく、スーパーのレジのシステム変更が大変そうです。

テイクアウトが8%で外食が10%(テイクアウトで買った商品を気が変わって店内で食べたとしても、それは8%のままなんでしょうね)

導入に伴って混乱が予想されますが、間違いなく国内消費は冷え込むでしょうね。なぜなら、10%の消費税の計算ってすごく簡単にできるからですよ。例えば1850円の10%は185円、最後のケタの数字この場合0をとればいいわけで、だれでもすぐに消費税額が計算出来てしまう。安いものならいいけれど、そこそこの金額のものは、そんなにするんだったら、買うのやめちゃおうとなるわけ。

もう一度、延期するわけにはいかないですかね…。

 

 

 

美容院で何をしゃべる?

私は美容院に、だいたい2.5ヶ月のサイクルで行きます。もうそこの美容院とは長いおつきあいで20年近くになります。実は、そこの美容院の女性オーナーと友人関係にあるので、浮気はできません。(笑い)

オーナーは美容師さんでもあるので、ほとんど私の髪のカットは彼女にお任せです。私の髪のくせを、熟知しているし信頼もしているので、それはそれでいいのですが、たまに彼女の予約状況が、他のお客様とバッティングして、違う男性の美容師さんになることがあります。 “美容院で何をしゃべる?” の続きを読む

暑い時や寒い時の食品

毎日、うだるような暑さが続きます。暑い時に売れる食品といえば、冷たい食品(アイスクリーム・かき氷・ビールなどなど)ですよね。

逆にアツアツの食品はこの時期はあまり売れませんね。ラーメン専門店や鍋ものを売りにしているお店などは、この夏の時期はどうしているのでしょうか?ひたすら、涼しくなるまでじっと耐えているのでしょうか?

スーパやコンビニに冷しおでんという商品があります。おでんといえば、寒い冬にアツアツを食べてこそおいしい料理の代表に思いますが、逆転の発想をして、冷たくして夏に発売したのでしょう。けれど残念ながら、あまり売れてないようです。なぜなら、冷たいおでんをそのまま何の説明もせず、お皿に入れて食卓に出したら、事情を知らない食べる側の人は時間がたって冷えてしまったのだと思うでしょう。 “暑い時や寒い時の食品” の続きを読む

エステサロンとディズニーランド

本場フロリダや西海岸でなくても、東京ディズニーランド、いつも混んでいますよね。

訪れる日本人のうち、ほとんどはリピーターです。一説によるとリピーター率は驚異の98%以上だとか。 当たり前ですが、この数字は他の国内テーマパークのなかでダントツです。

(このメリーゴーランドはTDLのものではありません)

リピート率が高いということは、いわゆる顧客満足度が高いということですから、ほぼ全員が満足しているということです。その理由は、いろいろあるでしょうが、私は一つあげるとしたら、パークにいる間は夢と魔法の王国の住人でいられるように、徹底しているということでしょうか。ですので、ゲストのみんなは現実を忘れて微笑んだり、笑ったりしています。怒っている人はまずいません。言ってみれば、大人も子供も、魔法にかかりに来ているのです。そのための仕掛けがいろいろ工夫されています。たとえば、バックヤードが巧みに隠されていたり、現実に引き戻されないよう、外の建物が見えないようになっています。 “エステサロンとディズニーランド” の続きを読む

長文のメールを送る時

あなたは、会社やお店に出勤して一番初めに何をしますか?

おそらく、大部分の人が、メールのチェックではないでしょうか?なかには、机の上の掃除という人もいるかもしれませんが~   それは、それで、掃除して整理整頓の後、仕事を始めれば頭の中も整理整頓されて、効率よく進められそうですね。

毎日、取引先やお客様にメールを送るうえで、あなたが特に気を付けていることは何でしょうか?

① 送信先の相手にを付けているか?(あわてていると案外忘れる)

② 誤字・脱字あるいは、間違った漢字を使っていないか?

③ わかりやすい文章か?

に関しては、送る前に再度チェックすればいいので、これはみなさん実行していらっしゃるでしょう。

③ わかりやすい文章かどうかは、自分ではなかなか判断しかねるところです。製品の説明のメール、クレーム対応のメール、お誘いのメールなど長文のメールになると、読む人目線で書き込まないと、逆効果になってしまいます。

対策として近くの第三者に読んでもらうのが一番いいと思いますが、適当な人が見つからない場合もあります。(上司が部下に読んでもらうわけにもいきませんしね)

音読するというのも、ひとつの方法です。(音読しづらいということは、読みづらいということです)

それから、一人つっこみをする。(もう一人の自分をつくる)もう一人の自分をつくることで、書いた文章を客観視できる。本当にこのいいまわしでわかるだろうか?と

後は、紙にプリントしてみるというのも、客観視できる方法かと思います。どれか是非お試しを…

ちなみに、私は第三者に見てもらう派です。

脱サラして起業する時

サラリーマンとして、10年~15年という年月を経て、本当に今のままでいいのだろうか?ふと、思ったことありませんか?

会社務めというコンフォートゾーンは、ぬるま湯のお風呂のようなもので、じーーっと浸かっていれば、定年まで食いっぱぐれはない。だんだん冷めていくお湯を我慢さえすれば、生活には困らない。だけど、日々満員電車に押されながら、過ごしているうちに、組織の一部化してしまった自分という存在がつまらなく思えてしまう。

「えいっ」とばかりに、ぬるま湯から出たとしても、たちまち身体は冷えて世間の荒波にのまれてしまうのは、充分予想がつく。だから、現状維持で行くしかないか、だけど今が年齢的にもラストチャンス、だけどな…心が揺れたことないですか? “脱サラして起業する時” の続きを読む

低糖食品について

昨夜の夕飯は、ミートスパゲッティと卵スープでした。ミートソースは買ってきたものではなく、作りました。

我ながら、ミートソースおいしく出来たんです。そして、スパゲッテイを茹で、ミートソースを上にのせ、粉チーズを振って、スープとともに、食卓へ~

一口食べて、「ま、まずい」「なんじゃこりゃ?」「噛みきれない」の声があがりました。

問題は、にありました。実は、私、家系的に糖尿病予備軍でして、茹でたスパゲッティが某有名食品メーカーの低糖スパゲッティ(糖質50%オフ)だったのです。低糖の表示につられて、購入した私がおろかでした。

裏の成分を見ると小麦粉の他に、とうもろこしの粉が入っていました。小麦粉は糖質が多く糖尿患者には、大敵の存在です。とうもろこしの成分も、糖質自体そんなに低くはないのですが、それでも小麦粉よりは低いのでしょうか。

低糖食品が今流行りです。糖尿病は日本人にとって国民病といわれるぐらい患者の数が圧倒的に多い病気です。つまり、それだけ需要があるということですね。でもこの麺パサパサの食感と、茹でても茹でても芯のある感があり、一言でいうとあまりにまずい。結局上にのっけた、ミートソースをそーーっとこそげとり、低糖麺を捨てて、パンで食べました。

低糖食品だからといって、あまりにおいしくないのは、消費者としてはNGですよね。小麦粉あまり使えないんだから、おいしく出来ない、仕方ないではなく、そこはメーカーさんで研究開発してほしいです。低糖でしかも、そこそこ美味しい、乾麺のスパゲッティを売り出してほしいと思います。全国の糖尿病患者を代表して(笑)お願いします、。

 

 

 

 

 

 

直木賞受賞作「流」(りゅう)

遅ればせながら、第153回直木賞受賞作「流」(りゅう)を読んでいます。選考委員の北方謙三氏に20年に1度の傑作と言わしめた、この作品、確かにおもしろい。まだ途中ですが…

同時期に芥川賞を又吉直樹氏の「火花」がとり、そちらがどうしても脚光を浴びてしまい、めだちませんでしたが、大御所の作家先生方が、こぞって大絶賛するだけのことはあります。ぜひお読みください。お勧めします。

作者の東山彰良氏は自身のお父さんをモデルにこの小説を書かれたそうですが、この小説を書くにあたって、舞台となる台湾や青島に何度も足を運び、当時の人々から、話を聞いたりして、綿密かつ入念にリサーチをしたに違いないと思うのです。そして、充分にリサーチしたうえで、創造の肉付けをしていき、ダイナミックかつ、真実味を帯びた小説が生まれたのではないかと。

リサーチは何ごとにおいても、大切ですね。マーケティングのうえでも徹底したリサーチに勝るものはありません。