どうして、外人?

今日見たJRの車内ポスター   森の中での披露宴の写真でした。

高原のリゾートホテルで結婚式をあげませんか?という目的のポスターでした。

高原の澄んだ空気のなかでのウェディングとても素敵です。

でもその披露宴の写真が私的に違和感がありました。

なぜなら、新郎新婦が白人だったからです。まさに美男美女のお手本のような二人。だけど、実際、日本の信州の山の中のリゾートホテルで外国人が結婚式あげますか?ってはなしですよ。そのリゾートホテルで過去に式をあげたカップルは数から言って圧倒的に日本人同士の結婚式が多いのではないでしょうか?

なぜ日本人のモデルを使わないのでしょうか?私達日本人の意識のなかに美に対する外国人コンプレックスがまだ根強く残っているからでしょうか?

かりに、そうだとしてもそのポスターを見て、お年頃の日本人女性は親近感を覚えて私もあげてみたいと思うでしょうか?それとも、別世界の事に見えてしまうでしょうか?

はたして、このポスターはそういう意味で効果があるでしょうか?

洋服の通販カタログで、スタイル抜群の外人モデルがそのながーい足でパンツスタイルを着こなしています。もし、自分がこのパンツを購入してしまったら、裾(すそ)、長さをどんだけカットしなくちゃならないかと思うと、買う気にはなれません。

はたして、このカタログは一般的な日本人の購買意欲をそそるでしょうか?

いいかげん、もう外国人コンプレックスを無くしてみませんか?

この服私にも似合いそう、私もそこで式を挙げたいと日本人に心底思ってもらえるような広告を作りませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たばこ

10月1日から、タバコが値上がりするそうです。

私は喫煙者ではないので、この事実を全く知りませんでした。なんでも、日本たばこ産業が今年の8月に値上げを発表していたらしいです。

今日コンビニの前を通った時に、カートン買いをうながす旗がはためいていて、初めて知った次第。

この値上げによりセブンスターは460円から500円の40円アップにセーラムは450円から480円の30円アップになるそうです。

仮に値上がり前にセブンスターを20カートンまとめて買うと8000円節約になりますが、支払も92000円となり、ぎりぎり10万円以下ですが、それ以上の一括支払金額は通常のサラリーマンならば厳しいのではないでしょうか?よほどのヘビースモーカーでないかぎり、多数のカートン買いする人は少ないとは思います。けれど、多数のカートン買いする人のため、今月30日までに渡せるようにもっと早めに広告をうち、働きかけをすればよかったのではないかと思います。広告というのは、生き物ですから、時期をはずすと意味のないものになってしまいます。

それにしても、来年消費税が10%に値上がりするのがわかっているのですから、喫煙者はたまったものではありませんね。

 

 

 

アップル社に物申す

皆さんは、一日に携帯で何回メールしますか?

LINEの方はほとんどメールはしないのでしょうね。

私は、LINEに入っていないので、メール派です。

↓ 下のおなじみの新規メッセージ画像見てください。

緑色のに白抜きの(やじるし)送信ボタンと変換候補の∧が上下にくっついて配置されているので、変換候補の全部を見ようとして間違って送信ボタンに触れて、文章の途中で送ってしまうことが時々あるのです。(私だけかしら?)

そこで、アップル社のiPhone開発者にお願いしたい! 右、添付する写真のカメラと動画のアイコンを一段上に配置して作成文章のウィンドウと送信ボタンをそのまま左端に移動して、変換候補の∧と場所を離してもらえれば非常にありがたいのですが…無理でしょうか?無理だろうなぁ…

 

 

西暦それとも元号?

来年の5月より、元号が変わります。

いまだ、新元号については公式発表されていませんので、さぞやカレンダーの印刷業者さんはやきもきしていることでしょう。

先日、弊社に手書きの複写印刷物の注文がありました。だいたいそれは、1年に1回のスパンで注文が来ます。ということは、来年の夏まではその印刷物を使うということ。新元号になるのは、5月1日よりです。

困ったことに、年月日を記入するところがあり、印刷データーが平成となっています。お客様に「平成を西暦に変更しますか?」と伺ったところ、事務手続き上、元号から西暦に変更できないとのこと。しかたがないので、今回は平成のまま印刷して、5月から使う印刷物は新元号に変更するこのこと。

つまり、来年の4月末の時点で平成表記の印刷物は、使えないので捨てるとのことでした

日本は公文書には元号を使うそうです。年の表記が2種類ある国って世界的に見て珍しいのではないでしょうか。

そして、来年4月に入ったら、印刷工場は新元号に変更するデーターの印刷物で混み合うかも知れません。もしあなたの会社の伝票などの印刷物に平成と入っていたら、そして西暦表記変更出来ないのであれば、早めに発注なさることをお勧めします

 

 

原因はそこ?

地下鉄のエスカレーターのベルトの部分が登りも降りもこうなっていました。

      ↓

なんだか、とても、にぎやかなベルトに変身。(笑)黄色の円の中に抗菌と表示されています。

最近の若い方(特に女性)は、衛生観念が非常に発達しているのか、公共の物を触ることを極端に嫌うそうです。

例えば、電車のつり革、ドアの取っ手、公衆トイレのレバー、などなど、手で直接触らないそうです。手と触りたくない物の間を介するそれ用のグッズも売っているとか…

エスカレーターは設置している側からすると、危ないのでベルトにつかまって欲しい、と思っている。けれど実際、みんな、あまりつかまっていない。その原因を、大勢の人が触るから汚いと思ってつかまらないのでは、と考えてこのような表示のシールを貼ったのでしょう。けれど、あまり効果がないみたいです。私も含め、抗菌の表示を見てもつかまっている人、ほとんどいません。

この場合のつかまらない本当の原因は、多くの人がつかまらなくでも、大丈夫だと思っているからではないでしょうか? だとしたら、つかまらなかった場合の危険事例のポスターを作り、一緒に貼った方がより効果があがるのではないでしょうか?

ビジネスの場合でも、商談がうまく進まない、商品が売れない、その原因を探る時、安易に原因を決めつけないことが大切だと思います。

とかく、人は、自分のものさしで物事を決めがちです。違った観点から原因を探すことが大切です。

 

 

 

目線って大切

15日、16日、17日と3連休皆さんは、どう過ごされましたでしょうか?

私は、友人と3人で信州諏訪方面に旅行に行きました。15日は雨だったので予定していたトレッキングを16日に変更して、諏訪湖のほとりにある、ハーモ美術館へ行きました。この美術館は日本で一番多くアンリ・ルソーの油絵を所蔵しており、前々から行ってみたかったので、とても、満足することが出来ました。

雨にぬれたハーモ美術館外観

そこのミュージアムショップで、ルソーの絵葉書の額を購入、帰宅後、主人に額を掛ける場所に金具を打ってもらうようにお願いして、買い物に出かけました。買い物から帰ると、あれま、私が思っていた場所よりはるかに高く金具が打たれているではありませんか。そうです、主人は身長が180センチ、彼の目線ではその位置が一番ベストだったのです。彼と私では、ベストな目線が20センチ以上違うのです。

マーケティングの世界でも、こういうことがよくあります。売りたいターゲットの好みや思考、価値観がこちらの予想と違ってしまい、効果的な広告を打てなくて失敗してしまうことが…つまり、お客様目線とずれた広告で失敗してしまうということ…

これを防ぐには、リサーチしかありませんが、リサーチ会社に頼むと高くついてしまいます。それだけの予算があればいいですが、無い場合はどうすれぱいいのでしょう?

私は、なるべく多くの自分の身の回りの人に聞いてまわります。Googleアナリティクスで解析したりキーワードプランナーのビューポイント数で予測する方法もありますが、より具体的なターゲット像を知れたければ、ターゲット層の人に聞くのが一番だと思います。

 

 

 

 

スピーチについて

今週は、ビジネスの異業種交流会に2回も出席しました。同じ週に2回というのは初(はつ)でした。

1つ目は東京商工会議所(略して東商)渋谷支部主催でした。この渋谷支部の交流会は今回で4回目(最近いろんなことを片っ端から忘れていくので、もしかしたら5回目かもしれません)

2つ目は昨日、同じ東商主催の足立・北・荒川合同交流会でした。

東商主催のあちこちの支部の交流会に出席するようになって1年半になります。けれど、いまだに慣れません。人前でのスピーチが…

渋谷は、1社1人の自社PRの時間がだいたい1分で、昨日の合同は1分半でした。

渋谷はいつも、その場に立ってするのですが、昨日の交流会は前に立ってのスピーチでした。(これが、最もイヤ)

←(机とマイク、まさにこんな感じでした)

私は人前でしゃべるのが大の苦手なので、いつも持ち時間を全部消化しないで終わってしまいます。それには、苦手という他に別の理由があります。

その理由はそもそも、みんな真剣に聞いていないということ。そこで、一生懸命PRしてもほとんど無意味です。だいたい50人近くの人が次々と必死でアピールしますが、特に自分の企業に関係ない場合、みんなの耳はスルー状態です。いちいち真剣に聞いていたら、疲れてしまうし、第一覚えきれません。

だから、私は会社が何をしているのか、何に力を入れているのか、何年続いているか、等、手短に言うだけにしています。それだけでも、ドギマギしてしまいますが…

人前であがらず、流ちょうに滔々(とうとう)と上手にしゃべっている人を見ると、うらやましいと思ってしまいます。けれど、そういう方も、時間が超過しそうになり、警告の「チーン」が鳴らされると、とたんにしどろもどろになったりします。でもいいじゃないですか、そのほうが、人間味があってかえって親しみが持てます。

これからも、交流会で人前のスピーチをすると思いますが、何とか経験値をあげて乗り切りたいと思っています。

 

 

地下鉄のポスター

毎日乗る都営地下鉄

私は混んでる電車内では、スマホは絶対見ない主義なので、目的の駅まで暇(ひま)です。

しかたなく、電車内のポスターに目が行きます。そして職業柄どうしてもツッコミを入れたくなるポスターに出会ってしまうのです。

ちなみに、今日見つけたBSの番組のポスターにまたもやツッコミを入れさせていただきます。(制作した方々ごめんなさいね)(現物ポスターを混んでいる電車内で写メ撮れないので、ネットから借用しました。)下の写真を見て比べてください。

上がポスターの写真がそのままで下が簡単に加工したものです。ゆかたの柄を茶系の薄いストライプに変えました。(実際のゆかたの写真を入れたわけではないのでリアリティに欠けますが)

このポスターは男性のゆかたの後ろに刺したうちわにデザインのポイントがあるわけです。上と下どちらがうちわが目立つでしょうか?

私に言わせれば、上は、うちわの空の青色とゆかたの青色が同系色です。そして、うちわの写真とゆかたの写真のトーンが同じです。

だから、ゴルフ場の風景もうちわ自体も目立ちません。ゴルフのBS番組を宣伝する目的で作ったんですよね~ゆかたを宣伝したいわけじやないですよね~とツッコミたくなりました。

せっかくのデザインのアイディアが、もったいない気がします。

以前の記事にも書きましたが、一番に主張したいことがストレートに伝わってこないポスターをよく見ます。広告を世に送り出す前に、制作する側だけの検討ではなくて、全くの素人さんの意見を伺ってみるのも、いいかもしれません。意外と核心をついたことを言ってくれるかもしれません。

 

 

 

 

 

ネーミング

新たに開発した商品に名前を付ける時、どういった方法でネーミングするのでしょうか?

●会社内で募集して、選考委員が選ぶ、

●あるいは大企業だと、一般公募で選ぶ(商品の宣伝にもなりますから、一石二鳥ですね)

●ワンマン社長の会社だと社長の案が鶴の一声で決まる

いろいろな方法で決めますが、いったん決めたらなかなか、変更するのは大変なので慎重に決めていると思います。

そこでもまたもや、切腹もなかの話です。このネーミングはお菓子屋さんの社長さんがまわりの反対を押し切ってつけたそうです。だって、ふつう、和菓子の名前に切腹ってありえないでしょ。でもその社長さん、お店の場所が赤穂浪士で有名な浅野内匠頭が切腹した場所だそうで、その名前を強引につけたらしいです。

そして、今やクライアントにお詫びに行く必要に迫られた営業セールスマンが時に、行列して買っていくそうです。当初、店側はそういう目的でつくっていなかったのに、はからずも、購入者がマーケットを作ってくれたわけです。まさに、ネーミングの勝利ですね。

でもいくら名前で売れたとしても、おいしくなくては、お詫びの品になりません。この最中は、外の皮が口の中で上あごにくっつかないようにカリッと、あんこは、トロッと、たっぷりはみだしていておいしいらしいです。

ネーミングを考える時に、もっともらしい名前も悪くはないですが、意外性があってもいいかもしれません。

切腹もなかでお詫び(その2)

さて、前回の続きです。

切腹もなかを持参して、怒り心頭の社長のところへ、お詫びに伺うこととなった、担当営業マンとその上司とおまけのTVクルー、( 若い営業マンは前夜眠れなかったそう、)

到着して案内を乞うも、しばらく外で待つように言われます。上司はスーツにネクタイ姿、じりじりと真夏の太陽が照りつけます。10分ほどしてでしょうか、ようやく中へ案内されます。でも、TV局が来ていることは激怒社長は知りません。担当営業マンが姿を見せたことで、よけいに激怒されてしまいます。その剣幕にTVディレクターはあとずさり…「他社に頼むからもういい」とまで言われ、ひたすら、お詫びする上司と営業マン

そこで、上司の方が、切腹もなかを出し、その由来を話し始めました。その流れで実はTV局が一緒であると社長に告げます。すかさず、部屋の中に入るTVディレクター。怒りの矛先をどこに向けていいやら、の社長… 気まずい雰囲気が漂う中

やおら、上司の方が、激怒社長の部品を手にして、そのクオリティの高さを褒めます。とたんに、饒舌に自社の製品の話をし始めた社長、工場の方へ行って、違う部品も上司に見せ始めます。再び、その部品に感心する上司。ここでなんと、激怒社長が笑顔を見せはじめます

そうなんです。この社長は自社製品に責任と誇りをもって全力で作られているのですだから、依頼したことにいつまでも返答のない営業に怒ったのです。最後、上司の人は、「私が監督不行き届きでいけなかったんです。彼(営業)にオーバーワークをさせすぎていました。私が悪いんです。」と謝り、「今後ともよろしくお願いします」とその場を締めくくります。

立ち去ろうとする営業さんに社長が次の具体的な案件を依頼します。この社長さん本当は男義のあるいい人なんだと思います。ここで一件落着なのですが、私は2点気になることがありました。

お詫びに行く時の恰好ですが、上司の人は、スーツ姿にネクタイだったのに、営業マンは白のワイシャツ・ノーネクタイだったこと。(つまり、営業マンの恰好はいつもと同じ?改まった感が無いっ)

●最後の社長さんの具体的な案件の依頼について、営業マンがメモしなかったこと。(書くほどの複雑な内容ではなかったかもしれませんが、真剣度合を示すためにも、即座にメモッてほしかった。)一度失った信頼をとり戻すのは、今まで以上に誠実さを見せるしかありません。

そして、この上司のかたの素晴らしさ、

●ミスの原因を部下一人に押し付けない。

●怒っている社長の気持ちを理解したうえで、怒りをそらすように、こちらから、話題を提供している。

本当に、尊敬に値する立派な上司の方でした。