安心感を与えることが一番

今朝、トランクルーム大手の会社のポスターを見ました。

トランクルームといえば、手狭になった自宅や会社に置ききれなくなった荷物を預けるサービスですよね。

季節の物で一年のうち一定期間しか使わないものや、思い出の品でどうしても捨てられないもの…だけどかさばって置けないといった物を自分専用のスペースとして月額いくらか払って預けるわけです。

私も、時々利用しようかなと思ったりします。部屋もすっきり、かたずいていいなと…

だけど預けるトランクの場所が自宅から遠かったりすると気軽に預けられないと思い、利用したことはありません。だいたい、預けたいと思う荷物はかさばる大きな物が主ですから自家用車で持っていかなくてはなりません。面倒です。

そこで、今日見たポスターに話は戻りますが、シャトル便のサービスをはじめましたという内容でした。つまり、トランクの場所まで、荷物と一緒にお客様をシャトル便で運びますというサービスです。しかも無料で、…

これなら、気軽に預けられそうです。私的には、画期的サービスです。

だけど、このポスターを見た時、じゃあ、荷物と一緒にシャトル便に乗り、自分で荷物をトランクしまってその先はどうなるの?と思いました。着いた途端に「はい、さようなら」だったら、帰りは徒歩?もちろん、そんなはずはないでしょうが、ポスターの文言は行きの事しか、記されていません。

当たり前のことでも、お客様は不安になったりするものです。ましてや、検討中の方には不安要素は極力取り除くことがとても大切です。

ですから、行きも帰りも、シャトル便で送りますと書かないと、せっかくのビジネスチャンスを逃してしまいます。

それから、預ける品物がある場合は、シャトル便を使えますが、引き取りだけの場合は使えないそうです。(こういう不都合なことは、ポスターにはあえて書かないのかな?)

 

映画「日本のいちばん長い日」

15日は終戦記念日でした。戦争を知らない世代の方が圧倒的に多くなってしまいましたが、1年のうちのせめてこの1日だけでも、第二次世界大戦を考える日に、してもいいのではないでしょうか?

 

そして、昨日2015年版「日本のいちばん長い日」を見ました。映画を見ての感想は抜きにして、

映画の中で、宮内庁の職員が、クーデターを起こしつつあった近衛師団によって閉鎖されているお文庫に向かって歩いている時に、兵士に「どこへ行く」と鋭く問い詰められ「お文庫に戻りたいのですが」と言って、無事入れた場面、がありました。  「お文庫に行きたい」言ったら絶対に理由をきかれて(お文庫に玉音放送を隠してあった)怪しまれ、入れてもらえなかったでしょう。「戻る」という言葉が功を奏したわけです。

これは、マーケティングする時にも、言い方や表現の仕方を変えることによってターゲットに違うささり方をするということにつながるのではないでしょうか?チラシなどのキヤッチコピーの文言を今一度考えなおしてみては?

 

 

 

 

昔からあるオーソドックスな方法

(前回からの続き)

しかし、この50歳代から70歳代の女性に対して有効だといっても、テレビショッピングにいきなり、出店するには、それなりの資金が必要と思われます。では、そんなに宣伝費用をかけられないという企業や、小売店はどうすればいいでしょうか?答えは簡単です。 “昔からあるオーソドックスな方法” の続きを読む

もやもやする表現

「スマホを見ながら歩きませんように!」

駅でこの看板を見ると、いつも、もやもやしてしまうのは、たぶん私だけでしょうか。文言の最後に ! がついていることから強くお願いしたいことですよね。スマホを見ながら歩く人に危ないですよ ! 周りの人にも迷惑だからしないで ! と訴えているわけですよね。

歩きませんようにというこの文言にもやもやしてしまうのです。これは丁寧語?日本語のオーソリティではないので、そこのところはわかりませんが…

ストレートな表現「スマホを見ながら歩かないで下さい!」あるいは「危ないのでスマホを見ながら歩かないで!」のほうがよほどすっきりして強調されると思うのですが…

これを見た人に忖度した表現なのでしょうか。忖度するということは、相手に気を使っている分、読んだ人の心に響かない気がします。

広告を打つ時には、ターゲットにストレートに響くキャッチコピーにしましょう!

株式会社エスコ 清水

Email operation@esco-inc.co.jp

 

いかにマンションの売り出しポスターを魅力的につくるか

電車に乗って、よく目にする分譲マンションのポスター

こんな感じ↓
どのポスターも変わり映えがなく
A社もB不動産もC社も似たような内容で
マンションを購入しようと思っている人以外はスルーしてしまいますよね。
具体的にマンションを検討していない人でも
そのポスターをみて、へえーーー
ちょっと内覧してみたい

という気にさせるポスターってどういうポスターでしょうか? “いかにマンションの売り出しポスターを魅力的につくるか” の続きを読む

印象に残る看板の作り方

駅などでよく見かける病院の看板ですが、上と下どちらが見る人にとって親切でしょうか?上の看板のほうが、診察時間などもくわしく書かれており(病院名は写っていませんが)一見よさそうですよね。これに地図なども書かれてあったら、なお親切?本当にそうでしょうか?

 

では、どちらがあなたの記憶に残りますでしょうか?

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