広告写真、気をつけること

上の写真をご覧になってください。この写真がたとえば化粧品(ファンデーション)のポスターに使われたとします。

どうですか?どう思いますか?

いいと思う人は、抜けるように白い肌、透明感があっていいなと思います。

そう思わない人は、なにこの鼻の穴、もう少し目ただないモデルにすればよかったのに~と思うかもしれません。写真のモデルさんの顔にいい印象をもたない場合、すでに、商品の良しあしは関係なくなっています。ただ、モデルの顔が嫌というだけでたぶんこの写真が使われたファンデーションは購入されないでしょう。

何が言いたいかというと、購入の動機は商品の良し悪しに限らないということなのです。例えば、Aという商品とBという商品があって、どちらかを選んで購入しなければならない時(この場合商品の性能は同じだとして)広告・宣伝に使われているモデルさんの好き嫌いで選ばれたりすることがあるということです。

なので、TVコマーシャルにつかわれる芸能人の好感度が問われることになるのです。だけど、万人に好かれるということは、ある意味不可能ですよね。

そういう意味では、多くの人が目にする媒体の広告ではなく、DMなどダイレクト広告の場合は、あまりモデルさんの顔を出さないほうが、いいかもしれません。好き嫌いは人それぞれですからね。

それによって、売れるための反応が違ってくるかもしれません。