目線って大切

15日、16日、17日と3連休皆さんは、どう過ごされましたでしょうか?

私は、友人と3人で信州諏訪方面に旅行に行きました。15日は雨だったので予定していたトレッキングを16日に変更して、諏訪湖のほとりにある、ハーモ美術館へ行きました。この美術館は日本で一番多くアンリ・ルソーの油絵を所蔵しており、前々から行ってみたかったので、とても、満足することが出来ました。

雨にぬれたハーモ美術館外観

そこのミュージアムショップで、ルソーの絵葉書の額を購入、帰宅後、主人に額を掛ける場所に金具を打ってもらうようにお願いして、買い物に出かけました。買い物から帰ると、あれま、私が思っていた場所よりはるかに高く金具が打たれているではありませんか。そうです、主人は身長が180センチ、彼の目線ではその位置が一番ベストだったのです。彼と私では、ベストな目線が20センチ以上違うのです。

マーケティングの世界でも、こういうことがよくあります。売りたいターゲットの好みや思考、価値観がこちらの予想と違ってしまい、効果的な広告を打てなくて失敗してしまうことが…つまり、お客様目線とずれた広告で失敗してしまうということ…

これを防ぐには、リサーチしかありませんが、リサーチ会社に頼むと高くついてしまいます。それだけの予算があればいいですが、無い場合はどうすれぱいいのでしょう?

私は、なるべく多くの自分の身の回りの人に聞いてまわります。Googleアナリティクスで解析したりキーワードプランナーのビューポイント数で予測する方法もありますが、より具体的なターゲット像を知れたければ、ターゲット層の人に聞くのが一番だと思います。

 

 

 

 

スピーチについて

今週は、ビジネスの異業種交流会に2回も出席しました。同じ週に2回というのは初(はつ)でした。

1つ目は東京商工会議所(略して東商)渋谷支部主催でした。この渋谷支部の交流会は今回で4回目(最近いろんなことを片っ端から忘れていくので、もしかしたら5回目かもしれません)

2つ目は昨日、同じ東商主催の足立・北・荒川合同交流会でした。

東商主催のあちこちの支部の交流会に出席するようになって1年半になります。けれど、いまだに慣れません。人前でのスピーチが…

渋谷は、1社1人の自社PRの時間がだいたい1分で、昨日の合同は1分半でした。

渋谷はいつも、その場に立ってするのですが、昨日の交流会は前に立ってのスピーチでした。(これが、最もイヤ)

←(机とマイク、まさにこんな感じでした)

私は人前でしゃべるのが大の苦手なので、いつも持ち時間を全部消化しないで終わってしまいます。それには、苦手という他に別の理由があります。

その理由はそもそも、みんな真剣に聞いていないということ。そこで、一生懸命PRしてもほとんど無意味です。だいたい50人近くの人が次々と必死でアピールしますが、特に自分の企業に関係ない場合、みんなの耳はスルー状態です。いちいち真剣に聞いていたら、疲れてしまうし、第一覚えきれません。

だから、私は会社が何をしているのか、何に力を入れているのか、何年続いているか、等、手短に言うだけにしています。それだけでも、ドギマギしてしまいますが…

人前であがらず、流ちょうに滔々(とうとう)と上手にしゃべっている人を見ると、うらやましいと思ってしまいます。けれど、そういう方も、時間が超過しそうになり、警告の「チーン」が鳴らされると、とたんにしどろもどろになったりします。でもいいじゃないですか、そのほうが、人間味があってかえって親しみが持てます。

これからも、交流会で人前のスピーチをすると思いますが、何とか経験値をあげて乗り切りたいと思っています。

 

 

切腹もなかでお詫び(その2)

さて、前回の続きです。

切腹もなかを持参して、怒り心頭の社長のところへ、お詫びに伺うこととなった、担当営業マンとその上司とおまけのTVクルー、( 若い営業マンは前夜眠れなかったそう、)

到着して案内を乞うも、しばらく外で待つように言われます。上司はスーツにネクタイ姿、じりじりと真夏の太陽が照りつけます。10分ほどしてでしょうか、ようやく中へ案内されます。でも、TV局が来ていることは激怒社長は知りません。担当営業マンが姿を見せたことで、よけいに激怒されてしまいます。その剣幕にTVディレクターはあとずさり…「他社に頼むからもういい」とまで言われ、ひたすら、お詫びする上司と営業マン

そこで、上司の方が、切腹もなかを出し、その由来を話し始めました。その流れで実はTV局が一緒であると社長に告げます。すかさず、部屋の中に入るTVディレクター。怒りの矛先をどこに向けていいやら、の社長… 気まずい雰囲気が漂う中

やおら、上司の方が、激怒社長の部品を手にして、そのクオリティの高さを褒めます。とたんに、饒舌に自社の製品の話をし始めた社長、工場の方へ行って、違う部品も上司に見せ始めます。再び、その部品に感心する上司。ここでなんと、激怒社長が笑顔を見せはじめます

そうなんです。この社長は自社製品に責任と誇りをもって全力で作られているのですだから、依頼したことにいつまでも返答のない営業に怒ったのです。最後、上司の人は、「私が監督不行き届きでいけなかったんです。彼(営業)にオーバーワークをさせすぎていました。私が悪いんです。」と謝り、「今後ともよろしくお願いします」とその場を締めくくります。

立ち去ろうとする営業さんに社長が次の具体的な案件を依頼します。この社長さん本当は男義のあるいい人なんだと思います。ここで一件落着なのですが、私は2点気になることがありました。

お詫びに行く時の恰好ですが、上司の人は、スーツ姿にネクタイだったのに、営業マンは白のワイシャツ・ノーネクタイだったこと。(つまり、営業マンの恰好はいつもと同じ?改まった感が無いっ)

●最後の社長さんの具体的な案件の依頼について、営業マンがメモしなかったこと。(書くほどの複雑な内容ではなかったかもしれませんが、真剣度合を示すためにも、即座にメモッてほしかった。)一度失った信頼をとり戻すのは、今まで以上に誠実さを見せるしかありません。

そして、この上司のかたの素晴らしさ、

●ミスの原因を部下一人に押し付けない。

●怒っている社長の気持ちを理解したうえで、怒りをそらすように、こちらから、話題を提供している。

本当に、尊敬に値する立派な上司の方でした。

 

 

 

 

 

 

切腹もなかでお詫び(その1)

2日ほど前のテレビ番組を見て、とても、感心した事があったので記事にアップします。

番組名は忘れましたが、テレビクルーがリアル現場に同行するタイプの番組でした。

なんでも、切腹もなかというお菓子が、仕事でミスして、お詫びにお客様のところへ行く時の手土産にうけているという話でした。番組のスタッフが新橋のその和菓子屋さんの前で、張り込みをして、切腹もなかを購入した人に、お詫びに行く時に一緒について行っていいか、許可をもらうところから、番組は始まりました。

この最中は、切腹もなかとは違います。切腹もなかは、あんこがはみ出てとてもおいしそうです。新橋新正堂で検索すると実物写真が出てきます。 “切腹もなかでお詫び(その1)” の続きを読む

ややこしい消費税について

来年(2019年)の10月に消費税が今の8%から10%に引き上げられます。これまでの、一律〇%という形の消費税ではなく、軽減税率制度が導入されます。

 

もうご存知ですよね。

この軽減税率っていうのが、くせもので、品目によっては8%据え置きのものもあり、同じ品目でも、8%と10%両方あるという、とてもややこしい税制なんです。例えば、定期購読の新聞は8%で駅売りの新聞は10%(新聞の定期購読者が減っているからなのか?)

飲食料品は8%、酒類は10%(料理酒の場合はどうなの?)とにかく、スーパーのレジのシステム変更が大変そうです。

テイクアウトが8%で外食が10%(テイクアウトで買った商品を気が変わって店内で食べたとしても、それは8%のままなんでしょうね)

導入に伴って混乱が予想されますが、間違いなく国内消費は冷え込むでしょうね。なぜなら、10%の消費税の計算ってすごく簡単にできるからですよ。例えば1850円の10%は185円、最後のケタの数字この場合0をとればいいわけで、だれでもすぐに消費税額が計算出来てしまう。安いものならいいけれど、そこそこの金額のものは、そんなにするんだったら、買うのやめちゃおうとなるわけ。

もう一度、延期するわけにはいかないですかね…。

 

 

 

暑い時や寒い時の食品

毎日、うだるような暑さが続きます。暑い時に売れる食品といえば、冷たい食品(アイスクリーム・かき氷・ビールなどなど)ですよね。

逆にアツアツの食品はこの時期はあまり売れませんね。ラーメン専門店や鍋ものを売りにしているお店などは、この夏の時期はどうしているのでしょうか?ひたすら、涼しくなるまでじっと耐えているのでしょうか?

スーパやコンビニに冷しおでんという商品があります。おでんといえば、寒い冬にアツアツを食べてこそおいしい料理の代表に思いますが、逆転の発想をして、冷たくして夏に発売したのでしょう。けれど残念ながら、あまり売れてないようです。なぜなら、冷たいおでんをそのまま何の説明もせず、お皿に入れて食卓に出したら、事情を知らない食べる側の人は時間がたって冷えてしまったのだと思うでしょう。 “暑い時や寒い時の食品” の続きを読む

長文のメールを送る時

あなたは、会社やお店に出勤して一番初めに何をしますか?

おそらく、大部分の人が、メールのチェックではないでしょうか?なかには、机の上の掃除という人もいるかもしれませんが~   それは、それで、掃除して整理整頓の後、仕事を始めれば頭の中も整理整頓されて、効率よく進められそうですね。

毎日、取引先やお客様にメールを送るうえで、あなたが特に気を付けていることは何でしょうか?

① 送信先の相手にを付けているか?(あわてていると案外忘れる)

② 誤字・脱字あるいは、間違った漢字を使っていないか?

③ わかりやすい文章か?

に関しては、送る前に再度チェックすればいいので、これはみなさん実行していらっしゃるでしょう。

③ わかりやすい文章かどうかは、自分ではなかなか判断しかねるところです。製品の説明のメール、クレーム対応のメール、お誘いのメールなど長文のメールになると、読む人目線で書き込まないと、逆効果になってしまいます。

対策として近くの第三者に読んでもらうのが一番いいと思いますが、適当な人が見つからない場合もあります。(上司が部下に読んでもらうわけにもいきませんしね)

音読するというのも、ひとつの方法です。(音読しづらいということは、読みづらいということです)

それから、一人つっこみをする。(もう一人の自分をつくる)もう一人の自分をつくることで、書いた文章を客観視できる。本当にこのいいまわしでわかるだろうか?と

後は、紙にプリントしてみるというのも、客観視できる方法かと思います。どれか是非お試しを…

ちなみに、私は第三者に見てもらう派です。

脱サラして起業する時

サラリーマンとして、10年~15年という年月を経て、本当に今のままでいいのだろうか?ふと、思ったことありませんか?

会社務めというコンフォートゾーンは、ぬるま湯のお風呂のようなもので、じーーっと浸かっていれば、定年まで食いっぱぐれはない。だんだん冷めていくお湯を我慢さえすれば、生活には困らない。だけど、日々満員電車に押されながら、過ごしているうちに、組織の一部化してしまった自分という存在がつまらなく思えてしまう。

「えいっ」とばかりに、ぬるま湯から出たとしても、たちまち身体は冷えて世間の荒波にのまれてしまうのは、充分予想がつく。だから、現状維持で行くしかないか、だけど今が年齢的にもラストチャンス、だけどな…心が揺れたことないですか? “脱サラして起業する時” の続きを読む

低糖食品について

昨夜の夕飯は、ミートスパゲッティと卵スープでした。ミートソースは買ってきたものではなく、作りました。

我ながら、ミートソースおいしく出来たんです。そして、スパゲッテイを茹で、ミートソースを上にのせ、粉チーズを振って、スープとともに、食卓へ~

一口食べて、「ま、まずい」「なんじゃこりゃ?」「噛みきれない」の声があがりました。

問題は、にありました。実は、私、家系的に糖尿病予備軍でして、茹でたスパゲッティが某有名食品メーカーの低糖スパゲッティ(糖質50%オフ)だったのです。低糖の表示につられて、購入した私がおろかでした。

裏の成分を見ると小麦粉の他に、とうもろこしの粉が入っていました。小麦粉は糖質が多く糖尿患者には、大敵の存在です。とうもろこしの成分も、糖質自体そんなに低くはないのですが、それでも小麦粉よりは低いのでしょうか。

低糖食品が今流行りです。糖尿病は日本人にとって国民病といわれるぐらい患者の数が圧倒的に多い病気です。つまり、それだけ需要があるということですね。でもこの麺パサパサの食感と、茹でても茹でても芯のある感があり、一言でいうとあまりにまずい。結局上にのっけた、ミートソースをそーーっとこそげとり、低糖麺を捨てて、パンで食べました。

低糖食品だからといって、あまりにおいしくないのは、消費者としてはNGですよね。小麦粉あまり使えないんだから、おいしく出来ない、仕方ないではなく、そこはメーカーさんで研究開発してほしいです。低糖でしかも、そこそこ美味しい、乾麺のスパゲッティを売り出してほしいと思います。全国の糖尿病患者を代表して(笑)お願いします、。

 

 

 

 

 

 

価値観の変化

気になる事があります。

最近の若い人の価値観の変化です。例えばゴルフとスキーの人口の減少です。

どんどん減っているそうです。

どちらも、昔からレジャーの王道です。ところが、減少に歯止めがかからないそうです。スキーは、寒いからイヤだそうです。ゴルフはお金もかかるし、夏は暑いし、スキーと同じ冬は寒い。両方に共通しているのは、長い時間を拘束されるという事と自然を相手にしているという事と道具がいるという事。面倒だと思われているのでしょうか? お手軽なレジャーを求めているのでしょうか?
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