お客さんが注文する方法

先日、我が家に送られてきたシャンプーのダイレクトメール、形式はA4の圧着形式で、バリバリと剥がすタイプでした。このシャンプー泡立ちがとてもよくて、しかも、天然由来成分で髪にやさしくお値段もリーズナブルな商品でした。

そのDMの一番うしろの面の一番下に小さく「ご注文・お問い合わせは」と印刷されています。そしてフリーダイヤルの番号とWEBアドレスが記載されています。この商品のターゲット年齢は40代以上です。40代から、女性といえども、髪の悩みが出てきます。薄毛やうねりやボリューム不足もちろん白髪も気になる年齢となってきます。そこをねらってのDMです。

だけど、そのターゲットの年齢の女性の多くが、はたしてWEBで注文するでしょうか?スマホを持っていても、スマホは携帯電話だと思っている人が大部分です。(間違いではありませんが)スマホで購入した経験ゼロの方が多いと思われます。自宅に自分用のパソコンを持っている人も少ないのではないでしょうか?

また、電話注文というのは、結構ハードルが高いCTAです。わざわざ時間内にフリーダイヤルで注文の電話をするのですから。当然、周りが静かな状況でなくてはなりません。その年齢の方が家事を終えてほっとする時間帯は午後10時すぎではないかしら…このDMをみるとその時間に受付は終了しています。

私が、この会社のDM担当ならば、最後の面に、ハガキで注文できるスペースを絶対作ります。注文事項を書き込み、ハガキの部分を切り取って、ポストに投函してもらう注文方法は、年齢の高い人には、絶対に必要です。

購入ターゲットの年齢が高めの商品のDMには、是非ハガキで注文できる紙面づくりをしてください。

ちゃんと、チェックしてる?

またもや、地下鉄ポスターねたですいません。でもどうしても気になって仕方ないのです。

今回とりあげるのは、上のJ●●東京の賃貸入居ポスター

ただ今、秋の賃貸キャンペーン中です。ポスターの秋の文字の上の部分、緑色の四角の中の白文字にこう書いてありました。

豊富な間取りからキボウドーリのお部屋探し」何回見直しても、そうなってます。おかしくないですか?いきなりカタカナでキボウドーリって何?現代人は希望という漢字すら読めなくなっているの?それでカタカナにしたの?なんで、希望どおりにしないのでしょうか?そんなことでは、チコちゃんに叱られますよね。

このポスターを印刷する前に、ちゃんと校正(チェック)したのでしょうか?

毎日、いろんなところから、メルマガが送られてきますが、その文章が、変換ミスか、あるいは急いで打ち込んだかで、ひらがなが足りなかったり、逆になっていたり、している場合が多いのです。(私も、時々ありますが)

チェックって大切です。間違っていない、大丈夫と思っても、今一度読み返してみましょう。

 

 

 

どうして、外人?

今日見たJRの車内ポスター   森の中での披露宴の写真でした。

高原のリゾートホテルで結婚式をあげませんか?という目的のポスターでした。

高原の澄んだ空気のなかでのウェディングとても素敵です。

でもその披露宴の写真が私的に違和感がありました。

なぜなら、新郎新婦が白人だったからです。まさに美男美女のお手本のような二人。だけど、実際、日本の信州の山の中のリゾートホテルで外国人が結婚式あげますか?ってはなしですよ。そのリゾートホテルで過去に式をあげたカップルは数から言って圧倒的に日本人同士の結婚式が多いのではないでしょうか?

なぜ日本人のモデルを使わないのでしょうか?私達日本人の意識のなかに美に対する外国人コンプレックスがまだ根強く残っているからでしょうか?

かりに、そうだとしてもそのポスターを見て、お年頃の日本人女性は親近感を覚えて私もあげてみたいと思うでしょうか?それとも、別世界の事に見えてしまうでしょうか?

はたして、このポスターはそういう意味で効果があるでしょうか?

洋服の通販カタログで、スタイル抜群の外人モデルがそのながーい足でパンツスタイルを着こなしています。もし、自分がこのパンツを購入してしまったら、裾(すそ)、長さをどんだけカットしなくちゃならないかと思うと、買う気にはなれません。

はたして、このカタログは一般的な日本人の購買意欲をそそるでしょうか?

いいかげん、もう外国人コンプレックスを無くしてみませんか?

この服私にも似合いそう、私もそこで式を挙げたいと日本人に心底思ってもらえるような広告を作りませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たばこ

10月1日から、タバコが値上がりするそうです。

私は喫煙者ではないので、この事実を全く知りませんでした。なんでも、日本たばこ産業が今年の8月に値上げを発表していたらしいです。

今日コンビニの前を通った時に、カートン買いをうながす旗がはためいていて、初めて知った次第。

この値上げによりセブンスターは460円から500円の40円アップにセーラムは450円から480円の30円アップになるそうです。

仮に値上がり前にセブンスターを20カートンまとめて買うと8000円節約になりますが、支払も92000円となり、ぎりぎり10万円以下ですが、それ以上の一括支払金額は通常のサラリーマンならば厳しいのではないでしょうか?よほどのヘビースモーカーでないかぎり、多数のカートン買いする人は少ないとは思います。けれど、多数のカートン買いする人のため、今月30日までに渡せるようにもっと早めに広告をうち、働きかけをすればよかったのではないかと思います。広告というのは、生き物ですから、時期をはずすと意味のないものになってしまいます。

それにしても、来年消費税が10%に値上がりするのがわかっているのですから、喫煙者はたまったものではありませんね。

 

 

 

イメージカラーが大切です

企業や扱っている商品にイメージカラーを設定している時がありますね。

例えば ↓ この某大手お菓子メーカーのチョコレートのイメージカラーは

チョコレートのパッケージの色にあわせてにしています。ポスターの3人の女の子のマントの色も赤、とてもきれいなです。ですので、このチョコレートのキャンペーンに基本的に使われる色は特別なこの

企業自体にもイメージカラーがあります。CI(コーポレートアイデンティティ)カラーとも言います。企業の場合1色ではなく、2色の場合もあります。この色を使って企業戦略をしていくのですから、とても大事な要素です。会社によっては、ポスターやレターヘッドなどに使われるCIカラーの色を厳密に設定し、統一しています。そうでなくては、会社のイメージカラーの役目を果たさないからです。そのほかに “イメージカラーが大切です” の続きを読む

ローヤルゼリーのちらし

このローヤルゼリー、説明をよく読むと、とてもすばらしい商品なんです。説明文をよく読むと、購入する気になるかもしれません。 (事実私は購入しようかなと思っています。)でも、たいていの人は説明文をよく読む前に、読まずに捨ててしまうかもしれません。

なぜって “ローヤルゼリーのちらし” の続きを読む

損害保険のCM

損害保険のTVCMを見て、ちよっと不快になることがあるんです。

車の接触事故の様子が画面に出てきて、事故を起こしたドライバーが損保会社に連絡するという、例の頻繁に見るCMです。

なぜ、不快になるかというと、事故を起こしている車の車種が、我が家の愛車と同じなんですよ。車を運転する人にとって、事故を起こす不安は、常に付きまといます。気にしなければいいと言われれば、それまでですが、正直あまりいい気持ではありません。

こんなに映像技術が進んでいるんですから、一目見て車種がわかるような画面作りはさけて、現実にはない車にCGでも使って加工できないものでしょうか?

損保会社の広報の方々、よろしくお願いします。

 

がっちりマンデーを見て

日曜日午前中、私の定番番組「がっちりマンデー」を見て、目からうろこの事がありました。そこに出てきたリフォーム会社、なんと、水まわりのリフォームに特化して年商306億とのこと。(驚きです)会社の建物もインテリジェントビルなんかじゃなく、古い床がギシギシしている賃貸でした。

その会社の、利益がっちりの理由ですが

⓵ちらしに値段を明確化している

⓶値段が安い(しかし、最安値ではない)

⓶の値段が安いのには、訳があって、

●材料費を一括仕入れで安く仕入れている

●工事する職人さんが一人ですべてやる

●営業さんもアフターフォローもふくめて一人の人が担当する

そして、私が一番なるほどと思ったのは⓵のちらしについてなんです。さぞ、写真を多用したビフォーアフター的なチラシかと思いきや、スーパーの折り込みチラシと同じダサイ(失礼)仕様でした。ざらざらした安い紙に、2色刷り、値段の数字のフォントがポップ文字です。

蛇口取り換え(レバー)〇万円、洗面化粧台現物〇〇円+工事費〇〇円というように具体的な値段が明記されているのです。このちらしを見た方が一目瞭然で値段がわかり、比較検討できます。

高い商品のカタログ・リーフレットをつくる場合、高級感を出そうとしがちですが、モノによってはそうしなくてもいい場合もあると思った次第です。

 

 

DMを送るタイミング

お中元やお歳暮の商品カタログやちらし広告を(ダイレクトメール)で送る時大事なのはタイミングです。

お中元・お歳暮という季節性のものは、そろそろ、今年は何にしようか検討しようとしている時に、ジャストタイミングで、カタログやちらしが届いたら、比較などせずに、すぐに頼んでしまうかもしれません。

最近の傾向として、早割をうたい文句に、早々と送ってきたりします。ライバルが届かぬうちに、早く送ってしまおうというメーカの思惑なのでしょうか?けれど、あまり早く届くと、今は忙しいし、まだいいとばかりに、後回しにされてしまうことが、あります。そのうちに、そのカタログがどこかにいってしまって、結局、後から届いたカタログの方を選ばれてしまったり、…早く届きすぎるというのは、そういうデメリットもあります。 “DMを送るタイミング” の続きを読む

親近感のわくモデルさん

女性むけ洋服通販のカタログって一度購入すると、必ず季節ごとに何度も送られてきます。通販会社としては、とにかくカタログを送らないことには、買ってもらうチャンスを逃してしまうのですから、しつこいぐらいに送ってきてくれます。それも、洋服のカタログに限っては、世代別に細分化されたものが送られてきます。それから、体型別に小柄な人向けや太った人向けのカタログもあります。

そこで、いつも思うのですが、太った人向けの洋服カタログのモデルさんが、ちっとも太っていないということなのです。ふくよかなモデルさんを使っている通販カタログもあるにはありますが、とっても、スレンダーなモデルさんが紙面を飾っていることが多いのです。それていて、サイズ表には2XだのXLだのと表記されているのです。

やせる目的の、器具などのTVCMもそうです。CMで器具を実際に使ってみせるモデルさんのお腹はぺったんこです。つまり、器具を使ってやせる必要のない体型の人を使っているのです。これってありでしょうか? “親近感のわくモデルさん” の続きを読む