お客さんが注文する方法

先日、我が家に送られてきたシャンプーのダイレクトメール、形式はA4の圧着形式で、バリバリと剥がすタイプでした。このシャンプー泡立ちがとてもよくて、しかも、天然由来成分で髪にやさしくお値段もリーズナブルな商品でした。

そのDMの一番うしろの面の一番下に小さく「ご注文・お問い合わせは」と印刷されています。そしてフリーダイヤルの番号とWEBアドレスが記載されています。この商品のターゲット年齢は40代以上です。40代から、女性といえども、髪の悩みが出てきます。薄毛やうねりやボリューム不足もちろん白髪も気になる年齢となってきます。そこをねらってのDMです。

だけど、そのターゲットの年齢の女性の多くが、はたしてWEBで注文するでしょうか?スマホを持っていても、スマホは携帯電話だと思っている人が大部分です。(間違いではありませんが)スマホで購入した経験ゼロの方が多いと思われます。自宅に自分用のパソコンを持っている人も少ないのではないでしょうか?

また、電話注文というのは、結構ハードルが高いCTAです。わざわざ時間内にフリーダイヤルで注文の電話をするのですから。当然、周りが静かな状況でなくてはなりません。その年齢の方が家事を終えてほっとする時間帯は午後10時すぎではないかしら…このDMをみるとその時間に受付は終了しています。

私が、この会社のDM担当ならば、最後の面に、ハガキで注文できるスペースを絶対作ります。注文事項を書き込み、ハガキの部分を切り取って、ポストに投函してもらう注文方法は、年齢の高い人には、絶対に必要です。

購入ターゲットの年齢が高めの商品のDMには、是非ハガキで注文できる紙面づくりをしてください。