校正の必要性

印刷のデーターを作るうえで、大切なことのうちの一つに校正作業があります。

校正といっても、おおまかに2種類があります。

①書かれた文章のてにをは(助詞)に間違いはないか、変換された漢字が間違っていないか、などをチェックして正す。通常文字校といいます。

②作成されたデーターの色を実物の媒体に出力してチェックする。色校といいます。媒体が紙の場合、実際の印刷される紙で出力する場合を本紙校といい、色校正用の紙で出す場合と区別していいます。

このほかに出版業界では校閲という大事な作業がありますが、この場合は、文字校のレベルより、さらに書かれた内容が正しいか、深く掘り下げて検証します。(ドラマ校閲ガールで有名になりましたね)

校正をきちんとせずに、印刷してしまい、その結果刷り直しということにならないように気を付けたいものですね。ちなみに、校正が終わり印刷に入れる状態になることを校了といいます。

株式会社エスコ 清水

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