ひつまぶしにおける戦略

ふるさと納税で届いた国産ウナギを大皿に、ごはんを盛った上にのせました。

最初の1膳目は普通に食べて、2膳目にはひつまぶしにして食べてもらいました。ひつまぶしという食べ方、いまでこそポピュラーになっていますが、昔はなかった食べ方です。暖かい、だしとほうじ茶のブレンド液をウナギとご飯の上からかけて、お茶づけのようにして食べる方法です。トッピングにわさびと、刻んだ細ねぎと、きざみのりをのせていっしょに、いただくとこれまた美味。こういう食べ方を新たに提案されると、普通に鰻丼を食べるより得する気がしますよね。ひつまぶしという方法でウナギを食べたことのない人は、一度食べてみたいと思うでしょう。つまり新しい、食べ方を開発すると、より需要が高まるということです。これは、ビジネス戦略の上でも、重要なことですね。一度自社製品や技術の新しい切り口、別の活用法を模索してみるのも大事なことですね。