フレーフレー本屋さん

街の本屋さんが減少しはじめて、ずいぶん経ちます。確かにショッピングセンターの中にあった本屋さんが撤退して違うお店になっていたり、まるまるそのスペースが空いて、次のテナントが入らず、憩いの場になっていたりします。

若者の本離れも叫ばれて久しいですよね。それに拍車をかけるネット書店の台頭、万引き電子書籍など本屋さんの経営は大変です。1冊1冊の本の利益がそんなに無い(らしい)のに、お店のスペースは結構広くとらなくてはいけない。(お客さんの目につきやすい平置きの面積が広いほど、売れるらしい)結果、テナント料金が高くなる。人件費もばかにならないので人を数多く雇えない。結果、目が行き届かなくて万引きされてしまう。まさに負の連鎖が止まりません。でも

私の周りの主婦層の方々に、この間聞いてみたら、ネットで本を買ったことがない、という人が結構いました。(驚きです!)この方たちは、街の本屋さんが無くなったら、どうするのでしょうか?そもそも、この人達は、ネットでショッピングをしたことが無い方達ですけどね…政府は街の書店を守るため新たにネット書店に課税しようとしているみたいですけど…どうなるんでしょうか?

新刊本の紙とインクのにおい、本好きの店員さんの手書きのポップ、本のカバーのデザインの美しさ、これらは電子書籍では味わうことのできないものです。

街の本屋さん生き残ってください。私も新刊はなるべく実店舗で買うようにしますから…